はじめてのGit

🕓本記事の最終更新日はです。

本記事の対象者

※本記事ではGitの環境構築については触れません。ググると沢山記事が出てくるはずなので、環境構築が終わったらこの記事に戻ってきて下さい。

Gitとは、バージョン管理ツールのことです。

バージョン管理とは、ファイルの更新を記録しておき、過去のファイルの内容などを復元できるようにすることです。また、バージョン管理ツールではコミットした人も記録するのが一般的です。

バージョン管理ツールは、GitかSubversionというツールが有名です。最近では、Gitの方が人気で、Subversion（SVN）を使っていると古いなんで言われることもしばしば。。。

これは、Gitに限らずバージョン管理ツールに共通して言える事ですが、ファイルの置き場所がいくつかあります。場所と言っても「東京都の渋谷区の××」のように物理的な場所を指すわけではなく、クラウド上のどこかの場所です。このいくつかのファイル置き場をうまく使い分けて、Gitは動きます。

クラウドにデータを置くとは、誰かの所有物で利用者はどこにあるか分からないサーバーにファイルを記憶させるということです。

まず、画像の一番下の「ローカル」とは皆さんのパソコンなどのことです。パソコンにファイルを保存しますよね？これのことです。

次に下から二番目の「インデックス」はもう一つ上の「ローカルリポジトリ」に必要なファイルだけを置くための言わば踏み台です。皆さんのパソコンにある全てのファイルではなく、バージョン管理したいファイルのみをこの「インデックス」に置くのです。この作業を「ステージング」といいます。

「ローカルリポジトリ」では個人で、「リモートリポジトリ」はみんなで使うクラウド上のファイル置き場です。ここで、個人とはあなたのことで、みんなとは一緒に開発するメンバーのことです。

■全ての変更をステージしたいとき

git add --all

■特定のファイルの変更をステージしたいとき

git add <相対パス>

■コメント付きでコミットするとき

git commit -m '<任意のコミットメッセージ>'

■gi commitをオプションなしで実行した後

コメントオプションを付けずにcommitコマンドを実行すると、VIMに入ります。

■特定のブランチからソースコードを取得したいとき

git clone <リポジトリのURL> -b <欲しいブランチの名前>

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さん、コミット出来ましたか？

筆者は前職も今の会社もSubversionを使っているのですが、ハッカソンや個人開発ではGitを使っています。

Gitを使いこなして、楽しい開発ライフを送りましょー！